椅子に座らせられて、手を置く位置に目の前のペーターが両手をついていて・・・どうにも逃げられない状態。
「なんでぇ〜!?」
「それは僕が、ハートの国の宰相だからです。」
「でっ、でも〜〜〜」
「命令、ですよ?」
にこにこと。
それはもう、満面の笑みで「命令」という単語を強調する。
「ほっ、他には?」
「他、ですか?」
「うんっ!」
「僕としては恋人であるあなたに一番優しい命令をしたつもりですよ?真昼間から×××しろとも、××××しなさいとも、×××・・・」
「ごめんなさいっ!もう黙って下さいっ!!」
淡々と放送禁止用語・・・というか、明るい時間帯にそぐわない単語を出されて一気に顔が赤くなる。
「ね?僕は優しい宰相でしょう?」
―――嘘つき
「だから、ね?命令聞いて下さい。」
何処の宰相が命令を聞いて下さいなんてお願いするのさ。
「それとも、嫌ですけどどっかのクソババァ・・・いえ、女王陛下のように言った方がお好みですか?」
「い、いい・・・」
「じゃ、もう一度命令しますよ♪」
子供が、まるで何かをねだるような声色で・・・
「から僕にキスして下さい。宰相としての命令です。」
この命令は、実行するまで消えない。
折角宰相って地位にいるのだから、たまには強気で押してみろ!
・・・と、思って押して貰ってみた。
いや、散々押してるけど、こんな押し方も面白いかと(おい)
そういやこのゲーム、全年齢なのに伏せ字とピー音が多いです。
台詞の中に×××がいっぱいあって、ピーピー良く鳴ります(鳴る言うな)
この話でも使いましたが、私の場合×の使用回数に意味なしです、ただ単純に増やしただけ。
ところで、宰相ってなんですか?←ペーター見てると分からないらしい