ぼくのご主人さまが 大好きなあなた

「はい、ジープ。」

あの日 ちいさくて甘いお菓子をくれた

ご主人さまとエライ人
お友達と、あの人にも・・・

でも ぼくのはみんなと少し・・・ちがってたんだ

「・・・ちょっとだけ特別だよ?」

そういってぼくの口に入れてくれた 甘い甘いお菓子

「ジープのだけ、中にもうひとつチョコ入って るの。」

口の中で溶けたお菓子の中から もういちど甘い味が広がっていく

「いつも頑張ってるものね。」

そういって頭を撫でてくれた あなたが ぼくも大好き





「きゅぅ〜〜〜〜」

だからぼくは どうしてもこれをあなたにあげたい
お散歩の途中で見つけた・・・あたたかなもの

「きゅぅーーーー」

ぼくは小さくて 力がないから
大きなものはあげられない



「きゅ・・・きゅぅ〜・・・・・・っ!」



すっぽんっ☆



「きゅ♪」






でもね
あたたかな春は 誰よりも早く感じるんだ

だから 大好きなあなたに 春をあげる

笑顔のあなたと同じくらい きれいに咲いていた 野の花と一緒に・・・





ホワイトデーのお返しは、野の花





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■ホワイトデー2007■ 野の花 ジープ(最遊記)
見て分かる、読んで分かるとおり・・・ジープです。
可愛いねぇ〜・・・♪
お散歩途中で見つけたたんぽぽを一生懸命引っこ抜いてると思って下さい。
最後は青空を背に、口に黄色いたんぽぽを銜えて飛んでいくジープを思い浮かべてくれれば無問題(笑)