寝ても冷めてもシンデレラの事が色んな意味で忘れられない王子は、翌日町中の娘にこのガラスの靴を履かせてみる事にしました。
そう、この靴が履ける人間こそ王子の后になれるのです。
しかしどの娘の足にもそのガラスの靴は合わず、ついにシンデレラの居る家にも王子様がやって来ました。
「じゃぁ、はいてみて下さい。」
「うん・・・」
「・・・お前だな。」
「「は??」」
「おい、コイツが后だ。」
「ちょっ待ってください三蔵。どう見てもの足のサイズじゃありませんよ。ぶかぶかじゃないですか。」
「面倒だ。あの河童を后に貰うなんざ冗談じゃねぇ。」
「三蔵、お芝居なんだから・・・」
「芝居だろうと何だろうとゴメンだ。」
「でもとじゃお話終わりになりませんよ。」
「うんうん。」
「悟浄、早く出てきて履いて下さい。」
「いーやーだ。」
・・・拗ねてるね。
「はぁ、じゃぁ悟浄の前に僕も履いてみましょうか。」
あぁそっか、八戒まだ履いてなかったね。
「一応継母も履くんでしたよね。」
苦笑しながらもガラスの靴に足を入れた八戒・・・すると、その靴は八戒の足にピッタリではありませんか。
「・・・おやぁ?僕、ですか。」
「何だと・・・」
「継母が王子様のお嫁さんになるなんて・・・大どんでん返しだね。」
「だーっっはっはっはっ!いいじゃねェか、いい再婚先が出来て♪」
継母の幸せを祝うべく、シンデレラも部屋から出てきました。
「・・・おい。」
継母は、王子に連れられてお城で優雅に暮らし、残されたイジワルな姉はお城と家を行ったりきたりして楽しく暮らし、シンデレラは・・・と言うと、ほぼ一人暮らしのような生活をすることになりました。
めでたしめでたし
「ちょっと待て!何で既婚者が嫁なんだ!」
「一応夫とは死別してますよ?」
「持ってけよ、継母。」
「お母さんいい人だよ、王子様。」
「そう言う問題じゃねぇだろう!」
三蔵の悲鳴が響く中、この馬鹿げた芝居は幕を閉じたとか・・・
はい、お正月と言う事で遊んでみました(笑)
うたた寝版、最遊記INシンデレラ(爆笑)
何気なく思いついて書いたのは去年だったんですが、暗い気持ちを吹っ飛ばすくらいの勢いはあると思います!!
配役は皆様ご覧のとおり・・・
シンデレラ=悟浄
継母=八戒
王子様=三蔵
魔法使い=悟空
馬車?=ジープ
ナレーション&イジワルな姉=
・・・となっております。
ちなみに最初に思いついたのは悟浄のシンデレラでした。
その後適当に書き進めていったら・・・こんな風になりましたw
シンデレラのストーリーを知らない人は気をつけて下さいね。
間違っても本物のシンデレラ(オコサマ向け)はこんな話じゃありませんからね(笑)
まぁ大人向けシンデレラは更に黒い話になるので敢えて触れませんが(苦笑)
・・・しかも継母が八戒だしね、触れたくないわ(遠い目)
遅くなりましたが、今年1年が皆様にとって笑いでいっぱいの幸せな年になりますよう願いつつこの作品をUPさせていただきますm(_ _)m
・・・笑う門には福来る、って言いますもんね♪