うたた寝リレー小説
〜呪いの双六〜
呪いの双六 終了 投稿者:風見光
「じゃぁ次は三蔵だね。」
悟浄「っつーか、コレいつまでやんのよ(呆)」
三蔵「俺が知るか。」
悟空「なぁ、俺疲れたぁ〜」
悟浄「って、別にてめェは何もやってねェだろうが!」
八戒「でも終了期限くらい知りたいですよね。」
「・・・うん。」
すると突然、部屋の中が眩しい光りに包まれた。
全員があまりの眩しさに目を瞑り、光りがおさまって目を開けるとそこにいたのは・・・
菩薩「よぉ〜随分楽しんだみたいだな♪」
三蔵「貴様!」
悟浄「げっ!」
悟空「うわっ!」
八戒「お久し振りです。」
「・・・(驚きのあまり声が出ない)」
――― 自愛と慈悲の象徴、観世音菩薩 登場 ―――
菩薩「何だお前ら暫く見ないうちに随分縮んだな。」
悟浄「縮んだワケじゃねェよ!」
八戒「あははは・・・」
三蔵「まさか今までのは全ててめぇの仕業・・・とか言うんじゃねぇだろうな。」
菩薩「あぁ、俺だ(キッパリ)」
あまりにキッパリハッキリ言い切られ思わず声を無くす三蔵。
そんな中、ようやく我に帰ったが声を上げる。
「観世音菩薩サマ!?」
菩薩「ん?」
「うわっうわっうわぁ・・・(感動中)」
菩薩「あぁお前がコイツらの所に迷い込んできたヤツか・・・ま、お前のおかげで随分面白いモン見せて貰ったぜ。」
「凄い!美人!」
菩薩「当たり前だろ。」
悟浄「オイオイチャン・・・」
三蔵「不用意に近づくな。」
八戒「、こっちに来て下さい。」
悟空「!こっちこっち!!」
菩薩「随分過保護な扱いだな。」
誰だって観世音菩薩の側に好んで知り合いを近づけたいとは思わないだろう。
全員に呼ばれたのでは仕方なく後ろに下がった。
八戒「この双六は貴方の物だったんですか?」
菩薩「あぁ。ちょっとヒマつぶしに下界に落としてみたんだが・・・まさかお前達が使うとは思わなかったぞ。」
悟浄「使いたくて使ったんじゃねェっての(小声)」
三蔵「・・・ワケあり、という事で預かったんだがそれは違うのか?」
菩薩「ま、オレサマが作ったゲームをそんじょそこらのヤツが仕えるワケがねぇだろう。」
全員(((((・・・これが神?)))))
菩薩「取り敢えず楽しませて貰ったからな、元の姿くらいには戻してやろう。」
観世音菩薩が手をかざすと、幼い姿をしていた三蔵、悟浄、八戒が普段の姿に戻りました。
「良かったね!」
八戒「えぇ(にっこり)」
悟浄「は〜ようやく煙草吸えるゼw」
悟空「やっぱいつもの皆の方がいいな!」
菩薩「じゃぁ俺は帰るぞ。」
三蔵「おい。」
菩薩「何だ。」
三蔵はテーブルに置いてある双六を無言で指差した。
三蔵「こんなやっかいなモン残して帰るんじゃねぇ。」
菩薩「何だ。もう少し遊んでも構わんぞ。」
三蔵「いらん(怒)」
菩薩「ったく、面白味のねぇヤツラだな・・・おい。」
観世音菩薩が面倒くさそうに背後に声をかけると、何処からともなく二郎神が現れた。
二郎神「ややっ!こんな所にあったのですか?」
菩薩「あー・・・まぁな。」
二郎神「全く、珍しく下界の様子を気にかけていらっしゃるかと思えば・・・」
菩薩「もう不要だからな。捨てていーぞー。」
二郎神「そんな勝手な・・・」
二郎神はため息をつきながら手早くテーブルの上に置いてあった双六をまとめて持ってきた風呂敷に包む。
「・・・手早いね。」
八戒「あの方も色々とご苦労があるみたいですね。」
二郎神「それでは皆様方、これで失礼致します(深々とお辞儀)」
菩薩「また退屈になったら遊んでやるゼ?玄奘三蔵。」
三蔵「二度と来るな(怒)」
こうして呪いの双六の謎は解けた。
ようやく自由になった三蔵一行は、綺麗に片付けられたテーブルに集まると同時に息を吐いた。
どうやら全員の思いは同じらしい。
――― また、双六落とすんじゃないだろうなぁ ―――
それは観世音菩薩(神)のみぞ知る・・・
2周年記念の時に思いついたリレー小説です。
普通リレー小説って言うと、色んな人が話を書いていくんですが、その辺違う方向へ発展させてしまうのが私(笑)
事前に参加者を集い(今回は初めての試みだったので、お庭で募集させて頂きました)
皆さんに司令を出して貰い、風見がそれに応えて話を書くと言う物になりました。
参加者は何をやらせるか悩んだそうです(笑)
そして風見は次にどんな司令が来るか分からず、三蔵一行と共にドキドキ待ってました(笑)
掲示板を使って行ったんですが、折角ここまで面白い物が出来たのだから・・・と言う事で、こういう形で残させていただきました。
好評でしたので、また機会があれば第二回リレー小説を行ってみたいなぁと思いますw